材質
- 吉野杉 赤身
- 木目は真直ぐな柾目で、天然木に特徴である濃いピンク色が美しく、吉野杉独特の素晴らしい香りがお料理を引き立てます。この赤身部分の材質を用いたお箸が最高級品となります。赤杉のお箸は、お醤油や汁物料理等が染みにくく、水洗いで数回程度のご使用が可能です。
- 吉野杉 白身
- 琥珀色で柾目が大変細かく、価格もリーズナブルなことから、割箸の多くが白身部分から生産されます。
- 吉野桧
- 耐久性に優れ、光沢と滑らかな手触り、心安らぐ香りが特徴の桧材。割り箸としては、そのような特徴を生かす為、柾目の部分をお箸の側面にし、板目の部分を表面にして作られます。天然抗菌作用があるということでも知られています。
種類
- 黒文字
- 樹皮に黒文字独特の清楚な香りが漂います。お茶席等に使われる菓子箸、お料理を召し上がられる際にご使用いただく小楊枝があります。
- 角
- 吉膳のお箸の中で最も高級なお箸となります。特に赤杉角箸は、赤杉の素晴らしい木目と香りでお膳を彩ります。
- 卵中
- 全体に面取りが施され、先が細く、手に馴染みやすくとても使い心地の良いお箸です。別名“一本利久”とも呼ばれ、大変軽くスマートな形状で人気が高く、懐石料理で特によく使われています。
- 天削
- 割り箸の天の部分を斜めに削り、先端から6~7cmにかけて面取りを施しています。吉野産割り箸の中で最も生産量が多く、一般的にもよく使用されているお箸です。
- 利久
- 千利休が考案したことで有名なお箸です。割るタイプのお箸の中で最高とされており、懐石用としてもよく使われています。お箸全体に面取りを施しており、手に馴染みやすいのが特徴です。中でも杉柾利久が最高級のお箸となります。